no music,no life.

音楽がない世界など、想像もつかない。
生まれる前から聞いていた、生まれてすぐにも流れてた、そして今でも聞いている。
 
生まれる前から、というのは。
母親のお腹にいた時から既に結構クラシックを聞いていたようで。
何でもコンサートを聴きに行ってる際に陣痛が起きたとか。
 
ボクが楽器を使って音楽に触れるようになったのはそれこそ幼稚園児くらいには既にそうだったらしい。
エレクトーン、という楽器なんですけどね。
今でも時々遊んでます。遊ばずにはいられないというか・・・。
 
絶対音感、と気付いたのは小学校になってから。
それまではまったく気付かなかったし、それを使う機会もなかった。
 
しかし、好きだったのはクラシックではなくJ-POP。
今でこそ色々聞きますが、その当時聞いていたものは全部J-POPでした。
 
それから受験というイベントに備えて、いったん教わる音楽と別れます。
ここからは独学です。といっても教師は自分の耳ですが。
コード進行や、メロディーの奏で方。あるいは強弱など。
ちなみに、構成の順は「ベース→拍子→メロディー」です。
気付いてみれば、そんなこんなで中学生になっていました。
 
そして、転機が訪れます。
携帯音楽プレーヤー。この存在はかなり大きいです。
それからというもの、音楽の洪水に入り浸り、またそれを善しとしてきています。
というのも、ジャンルを問わず、さまざまな曲と触れ合うのはまさに人生の糧となるからです。
 
そして、気がつけば「安定した音域」、すなわち「ドレミ」を奏でない楽器。
―つまり、打楽器への興味がわくようになっていたのです。
安定した音域は(普通の人よりは割りと)簡単に奏でられるようにはなっていたのですが、打楽器という不安定な音域を奏でることのできるものは触れたことがない世界で、それこそ未知の領域でした。
好奇心、ですね。
好奇心のおかげで、いまやキーボードとドラムをちょこっとばかり奏でられるようになりました。
 
そして、今。
まさに今、この音楽の洪水の中にいます。
抜け出すつもりはありません。情報の洪水と共に。
 
音楽が私の人格の種である、と言っても過言ではありません。
音楽、それこそが私の宝物なのです。
 
今度は、何を奏でようかな。