Sadistic

触れてはいけない気がした。
触れることを拒まれてる気がした。
 
昨日久々にみのりんのブログを見た。
 
お仕事に関することや私生活でのエピソードとか。
和む。
なんとなく「残念な子」って言われてるのが分かったような気もした。
ともかく、無性に、可愛いと思う。
 
ボクにはそういった「可愛らしい」に近いものは無い。
ボクにはそういった「和み」が無い。
ただあるのは、藤里希美という一つの考える葦の、苦悩の日々だけ。
 
もう少し、そういうものを受け入れてもいいのかもしれない。
もう少し、表情豊かであってもいいのかもしれない。
 
けれども不自然な笑みよりも自然な暗さのほうが良い、と思うボクには。
そんな器用なことは出来なくて。
不器用を装って接するよりかは。
器用貧乏に生きてるほうが良いと思えて。
 
どうしても、茅原実里という一人の人間に、近づくことが出来ない、わからない。
自分の中ではもっとも気になる人の一人なのに。
他の誰よりも、遠くにいる。
 
 
自分は、そういう人にはなれないだろう。
 
 
友達と接してて感じる、ほんの少しだけ愛に似た破壊衝動。
友達、という境界を越えたら、"それ"はどうなってしまうのだろう。
それが怖くて、それしか求め方を知らなくて。
優しく、というものをどうも自分は履き違えているようで。
 
大事であるからこそ壊したい。
大事であるから守りたい。
渦巻く矛盾とこぼれる雫に。
自分はただ、眺めるしか出来ない。
 
だから。
壊さないうちに、触れないように。
 
・・・壊れかけの、ガラスの箱のように。