中毒かつ人を縛りつける麻薬のようなもの

思いは言葉にするもの
言葉にして伝えるもの
だけどそれは
時として自分を強く縛りつけるもの

思いを言葉にして
言葉から思いを再認識する
再認識した思いから
さらに強い言葉に練り上げる

気分はほんのスパイスにすぎない
言葉と思いを何度も打ち付けて練って
そうして紡がれた一本の黄金の麺の味には
胡椒のようなものはほのかに香るだけだ

言葉を口にして
もう一度耳から言葉を認識する
その作業が積み重なって
人は言葉に洗脳されていく

言葉は正義か?
言葉は単なる道具か?
思いと言葉を結び付けた時から
人は徐々に言葉から心情を作り出し始める



言葉とは