Everyday

主だったことなんかほとんどない、そんな日常。
プラマイゼロに等しい、そんな感情。
空虚にも似た、そんな平穏。
こんな日々が、いつまで続くのだろうか。
 
降りしきる雨に心を委ねて、染まりゆく闇をただ眺める。
そこに永遠はあるのだろうか。
それは刹那なのだろうか。
 
まだ見ぬ世界のどこかに日は昇り、いつか見た記憶のどこかに月は沈む。
闇夜を照らす月、天子もひれ伏す太陽。
そんな存在ですら既存のものとして受け入れている。
 
傍観。
 
何時だって、どこだって。
見えないものが見たくて、見えてるものから目をそらして。
 
それでも、ボクは。