懺悔

ジャニーズとかU-15アイドル、あるいはそんなに年の差のない有名人をみるといつも思う。
「なんで自分はこうして生きているのだろう」って。
 
 
彼らはああやって大人たちやライバルたちと激戦を繰り広げながら、されども何もないかのように笑っている。
笑うのが仕事なのかもしれない。
だけども自分よりも遥かに早くそういう「仕事」をこなしている。
そう思ったとき。
彼らにできて自分にできないことがあろうか、と半ば自意識過剰を加えて自分に問う。
 
彼らだから出きるのかもしれない。
ならば自分にしかできないこととは、何だろうか。
 
 
…自分の中には「二人」いる。
彼らは相反した性格だが、まあ仮にも自分だ、一番深いところで彼らは繋がっている。
彼らはバリアブルな存在なので、怪盗二十面相も驚くほどの変化をいとも簡単にする。
ただ、どんなに変化しても、彼らは決して一緒にならない。
 
今日見た彼らは「本能」と「理性」に化けていた。
こないだは「物欲」と「抑制」だったのに。
 
 
彼らがより対立すればするほど、自分は弱っていく。
その狭間でしか生きていけない自分にとっては、辛いのよね。
 
だからこの現状を維持せざるを得ない気がする。
どうにもならないと思い込んでいるから、動かないんじゃないかと思う。
 
 
 
テレビの向こうの彼らは頑張っている。
自分の中の彼らは議論している。
自分は、何も出来ずにいる。
 
 
目標へ、歩まないと。
…とは思ってはいるんだけどなあ…。