あたしの歌を聞けー!

さすがに「THE BEST BANG!!」をレビューできるほどの時間も能力もなかった。
まぁ。。。某D(またの名をV)氏なら熱く語ってくれるでしょう。
そちらに期待して下さい。
 
 
 
 
しかし!
これなら俺は語れる!
 
 
「cosmic cuune」!
 
 
・・・え、知らないだって?
もったいない!
菅野よう子なのに!もったいない!
というかマクロスFなのにもったいない!
 
 
どれほどもったいないことか今から語りますから後ろ向いて正座して立っているように。
 
 
 
というわけで。
カンノヨーコ、中島 愛、May'nに加え、遠藤 綾、豊口めぐみ中村悠一といった声優陣も参加する、『マクロスF』のクリスマス・ライヴ<マクロスF 超時空スーパーライブ〜Merry Christmas without You〜>に先駆けて発売されました!
アニメ「マクロスF」のコンセプト・アルバム「cosmic cuune」!
 
アルバムの最初を飾るのはランカ・リー中島愛が送る「Songbird」。
ゆるやかなアップテンポがマクロスFの世界へ誘います。
2曲目は陽気なPOPチューンと「ジングル・ベル」が入り混じる2人のヒロインによる新曲、「サイレントでなんかいられない」。
サビの歌い上げ、2人のハーモニー、どこをとっても素晴らしいクリスマスソングです。
3曲目は・・・あれ、どこかで聞いたことがある?
いえいえ、確実に聞いています。
なぜなら3曲目は「星間イヴ(星間飛行クリスマスver.)」だからです!
星間飛行」といえばランカの「キラッ☆」でおなじみですよね。
この「星間イヴ」ではなんとシェリルも歌ってます。
一つ残念なのは・・・肝心の「キラッ☆」が見当たらないこと・・・。
・・・しかしっ、しかしっ!
あの名曲を2人で歌うとなれば全く問題はありません!
もう一つの「星間飛行」といったところですかね。
そして4曲目、「ランカの「くつしたのうた。」」。
ランカの癒しの歌声と、まるで絵本を読んでいるかのような優しい心持ちでうっとりしちゃってください。
一風変わって5曲目、シェリル・ノームstarring May'n
による「リーベ〜幻の光」。
シェリルらしさが一番よく表れている曲ですね。
強気なところ、それでいて繊細な心、そんなものが非常によく伝わってくる曲です。
続いて6曲目、シェリルによるバラード、「ふなのり」。
・・・これは、すごい。
「ダイアモンド・クレバス」を超える感動です。
決して強くない、しかし芯の通った、まっすぐな歌です。
これは、泣けます。
そして7曲目、ライブのサブタイトルともなっている「Merry Christmas without You」。
王道クリスマスソング路線はそのままに、しかし菅野ワールドも繰り広げられている曲。
ライブ前までにはぜひとも覚えておきたい1曲ですね。
ちなみにこの曲、ヒロイン2人はもちろん、アルト、ミシェル、クラン、ボビー、モニカ、ラムと「マクロスF」の主要キャラクターも歌ってるんですよ〜。
マクロスF」シリーズ初です。
ラスト8曲目、「タブレット」。
2人の友情と恋がそれぞれの視点から語られるこの曲。
May'nさんの美麗な歌声と中島愛さんの優しい歌声が絡み合い、緩やかなR&Bとストリングスのハーモニーをさらに昇華させてます。
ラストに持ってくるにふさわしい、いや、この曲だけでも十分に売れるだけの価値がある。
・・・そんな曲です。
もちろん泣けます。 
 
 
作曲・編曲は菅野よう子さんによる全8曲。
こんなアルバムを作ってしまう菅野よう子さん、いや、その全てである「マクロスF」は罪です。
全ての「マクロスF」に携わる人々に、感謝です。
 
 
 
アニソンはアニメがあってこそですからね。
アニメがなかったらただの歌ですから。
 
 
 
マクロスFは今度の4月で最初の放映から3年になるんですね・・・。
長いような、短いような、凄く満ち溢れた3年だったんじゃないでしょうか。
 
 
 
というわけで。
こんなにいい「cosmic cuune」を知らないのは絶対損してます!
絶対聞いて下さい!
ついでに「マクロスF」ももう一度最初から見ましょう!
そして泣きましょう(笑)!
 
シェリルも「あたしの歌を聞けー!」って言ってますし。
今作では言ってませんけどね。
 
 
 
というわけで藤的音報。でした。
では〜