サクチル

流れる時の中 柔らかな日差し
優しい色 魅せて 笑う麗らかな日々に
人知れず舞いゆく 一片の花びら
 
暖かさは罪
どうして涙は春と同じ暖かさなの?
 
出会いと別れ 詰まったカンヅメ
ほのかに香る 桜色の夢 感じて
未来に託し 儚さ刻む
サク チル サク チル
 
迷うことなく 一途に走る その先に
見える哀しさ 出会うキセキ
失い 傷ついた後の 新しい温もり
それが何のためにあるのかなんて知らないまま
 
七色の光
滲んで見えない 芽吹きだす新たな生命
 
出会いと別れ 詰まったカンヅメ
確かに感じる 桜色の夢 信じて
未来はそこで ユラユラ揺れる
サク チル サク チル