凛とあれ

どもふー

昨日は横須賀ジャズドリームス2011を見に行ったりしてました

色々あってナベサダさんとか本田雅人さんと一緒に記念撮影させていただいたりして
もうわけがわからない・・・おやすみ!
ってなったので昨日は更新しなかったんですが

今日も今日とてネタがなくってわけわからない・・・おやすみ!
な感じで



そうそう
twitter上では「不自然な韓流ブーム」に反発して8月8日にフジテレビを見ないという運動をしよう、みたいな変な運動が起こりかけてまして

で、それに反発して茂木健一郎さんがやっぱりtwitter上で

「地上波テレビ批判と、これは別。幼稚すぎる。韓流のどこが悪い。グローバリズムの時代だぜ。幼稚な自国文化主義は、アホなだけでなく、日本をますます弱体化させるだけです」

「もう、みんな、レベルの低いたわごとはいいから、猛勉強しようよ。日本は、このままだと、三流国になるよ。いつわりの愛国主義、くだらない自己主張、誰もついてこない事大主義、ぜんぶ捨てないと、もう愛する日本はダメだ。とりあえず、東大と文科省をぶっつぶそう。おやすみ」

「8月8日、みんなフジテレビみろ! おやすみ」

と言い放ったらしくって


正直、どっちもどっちだよね


高岡問題もあったりしてメディアの荒廃(というか主に民法TV業界)が騒がれてたりするからね
一概に「茂木さんの言うとおり!」ともいえないし
かといって「お前らが正しい」というにはあまりにも稚拙だし

フジが憎いなら直接フジに抗議文でも書いて送ればいいんです
それこそ一日万単位で、しかし稚拙な文章でなく

あと「レベルの低いたわごと」で片付けられるような、そんな浅い憤慨なんかではないと思うんだよね
正直そのツイートを見て「お前自分の立場あるもんな、テレビに出るのが仕事だもんな、テレビ擁護しなきゃ切り捨てられる時代だもんな」と半ば皮肉を込めた同情を感じましたよ
あと「フジテレビみろ!」はおかしいでしょ、別に他局でもいいじゃない、そんなにフジから切られるのが心細いのか?


これだからタレント業はろくでもないよね
アイドルもしかり
本当は自分のやりたいことやりたいけど、金のために自分を殺して笑顔や捻じ曲げられた意見を言わなきゃいけない
こんなにやっててばかばかしい仕事もありませんよ
しかも顔まで露出してるんだ、隠しようがないもんな

なんでそんな職業にあこがれるんかね
わけがわからん



あとね
正直自分は茂木さんの意見に反対的なんすよ
なんせTVは信頼に値しない代物、と思ってるもんで

そうじゃなくってもさ
「いつわりの愛国主義、くだらない自己主張、誰もついてこない事大主義、ぜんぶ捨てないと、もう愛する日本はダメだ。とりあえず、東大と文科省をぶっつぶそう。」のあたりが少し引っかかる

まぁなんとなくわかる、わかるけれどもさ
自国を知らないで他国を知ることなんて無いんじゃないか、と自分は思ってる

自国を知るために他国を知る、ということはだよ
つまり他国は所詮他国であって結局は自国との比較対象としか見てなくて、結局その国に対して本当の意味で「理解する」ことにはなってないんじゃないかと思うんだ

自分の国のなかでも知らないことはたくさんある
隣町のことですら知らないことはたくさんある
昨日あった親友のことですら知らないことはたくさんある

知らないことしかない世界といったって過言ではないんだ
だからこそ、知りたいものだけ知れれば、それはそれで幸せなんじゃないかと思うんだ

知らないことは、危険ではあるけれど、それと同時に幸せでもあると思うんだ
だってその危険性すら知らないんだもの
だから、その戦時下のドイツ国民や日本国民は苦しいことはあれども「勝っている」という情報を信じ、ただそれだけを信じることで、「幸せ」を得ていたのではないかとさえ思う
あくまでも例えであって、もちろん、戦争している事実は、誰にも幸せではないことだけれども、ね


自分の身の回りのことを知るために、単純に比較データのサンプルとして何か新しいことを知るくらいなら、自分は周知の事実を、しかし納得のいくまでいくらでも突き詰めるよ
あるいは誰もが蔑ろにするような、どうでもいいと思うような軽い疑問を、しかしだからこそ大事であるということを証明するために自分はその問題に取り組むね
新しいことを知るのは、その後でも十分さ


海外を知る、その前に
今自分がいる「在処」のことを知るべきなんじゃないか
その「在処」が今、どのような問題に直面しているのか
それをまず第一に知らなければ、外の世界を見たって何の意味もない

そんなのは、「隣の芝は青い」と言っているのと変わらないさ
ただの憧れだよ、そんなのは幻想さ


「他」という概念はものすごく大事だ
個性を作り上げるのはまさしく「他との違い」だからね

しかしながら、その違いを感じるためには、まず自分を最大限に感じてなければならない
自分を細分化して、自分をリストアップして、誰よりも自分を見つめていなければならない
自分がどう感じているか、などの内面に限らず、自分がどう見えているかなどの外面的データも含めた、その自分にかかわる全てに対して精通していなければならない

そしてその上で、初めて、自分と他との違いを明確に感じられるんだ
その違いこそが自分の武器となり、それと同時に自分の弱点にもなりうる
それらをどう運用し、どう守り抜き、どのようにして自分の存在意義を高めていくか
それを考えるのが、人としてあるべき姿だと思う

考えるのは他人じゃない、自分なんだ
「自分」という分野のスペリャリストは自分しかいない

そのことをどこかアタマの隅にでもおいておけばいい




まだまだ日本にも知らないことがたくさんある
腐ったメディアのせいで伝えなきゃいけない本当の問題は全部ひた隠しにされている
その問題を、メディアなんかに頼らずに、自分のカラダで知りに行く
それくらいの姿勢が無ければ、この国でまともになんか生きていけないと思う

TVは滅んだ!
この国は廃れた!
今こそ新しくこの国を「改善」していく絶好の機会だ!

だからこそ、今
「全て」のあり方について、もう一度、一から考えなおさなきゃいけない

一人じゃ不安ならば、そのために、こういうネット社会があるんだから、それを「参考」にすればいい
あくまで最終意見は自分のアタマで考えなければいけない


一人一人、違った「真実」がある
それに惑わされること無く、「事実」を求めて自分なりの「真実」を貫けばいい


凛とあれ!



それでは
おやすみるく