孤独の合図

明日君はこの部屋を出ていく
会えなくなるからと寄り添った暖かさが
今は余計に私を傷つける

恋の終わりならどれだけ良かっただろう
それは確かに一つのピリオドなのに
見えるまだ細く続く道がこの部屋を暗くする

満月が沈んだ時始まりを告げる孤独の合図
動き出す街の中君は私の知らない遠くへ
確かに感じる温もりがいつか冷めてしまわないように
ただ今だけはそばにいて

私を傷つけまいと気遣う心を感じてる
一途な思いも君の未来も
それだけに ただそれだけに
今はとても君が恋しい

君がドアを開けた時始まりを告げる孤独の合図
募る愛しさだけを残して君は旅立っていく
必ず会おうと言う声をいつか忘れてしまわないように
ただ今だけはそばにいて

ただ今だけは…