憤慨

苛立ちを抑えきれない。
今はまだ好きなアーティストの曲を聞いているから落ち着いているにしても。
苛立ちを抑えきれない。
 
 
 
コンクール、結果としてダメでした。
まあね、結果は結果だから、悔やんだって仕方のないことさ、存分に悔やませてもらうさ。
 
 
ただね。
銀賞まであと一点だったのよね。
 
 
「お前だけが悪かったんじゃない」ってことは、つまり「自分にも非がある」ってことで。
もっと言うと「一人一人責任はある」ってことなんですよね、やっぱり。
そんなん皆さんわかってらっしゃるだろうから、あまり深く言うつもりはないけれど。
 
技術力は非常に大事だよ?
感性も非常に大事だよ?
でもそれ以外の何かが足りないような気がするんだ。
それがなかったから、一点を逃したんだと思う。
 
 
今の感情を率直に言うとね。
自分の中で憤慨と、諦めと、負けず嫌いが渦巻いている。
 
やっぱり、さ。
練習の時間にだれてしまうような雰囲気はあったよ。
それをやるかやらないかの違いが一点だったようにも思える。
 
今回の一点に込められた思いは非常に多い。
警告、忠告、反省、苦悩、そして未熟。
もちろんマイナスだけではないとは思う。
だが、この一点を重く受け止める方が、審査員に対して、そして部活の将来に対しても適切であると思う。
 
…悲しいかな、なんとなくだけど「部活は二の次」感をどことなく感じれる人がいる。
それは誰かはわからないし、もしかしたら自分かもしれない。
…せっかく、時間割いて部活やってるんだから、さ。
中途半端な妥協はよろしくないと思うよ。
やるからには、きっちりやる。…質を求めるのも大事。
 
また、恥ずかしい話、自分みたいに部活に満足に出れない人がいるなかで、そうではない人ももちろんいる。
そんな人がさ。
暇をもて余してたらさ。
それを見た自分は苛立つんだよね。
量をやれる人はそれに見あった量を自分自身に課すべきだと思う。
 
 
…自分含め、みんなどこかで妥協をしてると思う。
せざるを得ない時は確かにある。
だけどね、妥協して終わり、じゃなにも変わらない、なにも生まれない。
旧態依然じゃ反省の意味がないんだよ。
 
 
 
 
…金賞掴みたくないの?
自分の世界を広げなくていいの?
…何より。
 
変わりたくないの?
 
 
自分は、変わりたいね。
だから、変わるよ?
這いつくばってでも、よじ登ってでも。
自らに打ち勝つために、他人に胸はれるだけの自信を持つために。
王冠や勲章みたいな飾りはいらない。
頂上に君臨する必要もない。
ただ、自分でありたいから。
ただ、自分になりたいから。
その為に、向き合ってくよ、自分は。
 
 
正直、自分は他人に干渉するのは苦手だし、他人に干渉されるのも嫌い。
アドバイス程度ならいいよ?
執拗に言ってくると、腹立つよね。
「いってるあなたはどうなんだ」って。
 
「俺はいいんだよ、もうどうにもならないし」、だって?
甘ったれるんじゃねぇ、そんな風にして人生を棒に振るんじゃねえ。
そうやって無為な時間を過ごす人は大嫌いだ。
些細なことで妥協するんじゃねえ、それくらいもっとこだわりを持ちなさいよ。
 
 
…今でこそ、さ。
自分も大分妥協出来るようになったけどさ。
昔の自分は結構完璧主義者入ってたのよね。
それは今もやっぱり少しは残っててさ。
それは大事なものであればあるほど顕著に表れるのよね。
自分にとって音楽は自分そのものだから、妥協なんて許されないと思うんだよね、改めて。
だから部活はホントに集中してる…つもりなんだけどね。
 
 
 
今日金賞を取ってったところ、ってのはさ、部活単位での方向性や意思ってもんが強いところだったと思うんだよね。
うちの部活ってさ、そういうのが弱いように感じれるんだよね。
補習とかに引っかかるにしても、それをはね飛ばすくらいの勢いと集中力で練習すべきだと思うんだ。
だけど今の状況に甘えてる人が多いような気がするんだ。
自分自身、まだまだだと思うよ、ホントに。
 
 
貪欲に、冷静に。
事実から逃げずに、今を越えていく。
そんな方向性を、もっと抱くべきだと思う。
 
 
 
 
あのね。
部活で学校の成績とか言われると正直苛立つよ。
部活は部活、成績は成績だと思う。
練習時間が少なくなるのは自分自身わかってるさ。
だけど自分は練習時間が長すぎてもだれるだけだし、短期集中型だから、別に構わないのよ。
人一倍苦労することぐらい、バカな自分でもわかるよ、わざわざ他人に指示されなくてもさ!
 
でもさ。
どんなに成績が良くたって部活は部活さ。
関連性が全くないとは言わないが、何でもかんでもまとめられるのは非常に腹立たしい。
十把一絡げにしてその人を評価するような人に師事するつもりは今現在全くありません。
勝手に生き、勝手に自惚れ、勝手に教え、勝手に死んでいってほしい。
その人のすべてを見れないことくらいわかる。
…自分だってひとつの存在だ。
そんな知ったかぶりはまっぴらごめんだ!
 
 
…話がそれたかな。
ま、今回のコンクールはいい経験になりました。
 
 
 
ぶっちゃけ、わからない人には何をいっても無駄。
それでもその人にだっていつかは転機が来るはず。
その時に改めていってあげればいいと思う。
 
 
ま。
久々に、混沌を感じた。
 
このままだと、部活はダメだね。
変わらないと。
一人一人が、部活に対して、自分に対して。
意識を180度変えないといけない。
 
そんな、暗い、コンクールだった。