決して責めてるわけでは無いんですよ、えぇ

このブログではもう何回も自分の中にある二面性や多様性を語ってきた。
そのお陰で自分に素直になりきれないことも。
 
 
素直になりきれない、なんて書くと何やら重々しく思われるかもしれないが、簡単に言えば「へそ曲がり」とか「性根が曲がっている」とか、子供じみたことである。
自分自身、幼いなぁと実感する日々である。
 
 
で、だ。
 
 
自分はどうやら自分の名前通り、人の意識を引き付けやすい体質らしい。
もちろんこれといって確かな証拠などなく、家族や友人達から聞いた話から類推しているに過ぎない。
しかし、実際にそんなようにも思えたりする経験が何回もあるのである。
無論自惚れているわけではなく、かえって不気味に思うほどである。
 
 
 
一体全体、こんなありきたりな人間のどこが羨ましいのだろう。
自分だったらまずそうは思わない…と当本人は思っている。
 
 
羨まれるのは自分の音感なのか?
それともこの人間性か?
無いとは思うが、この容姿なのか?
 
「なんでもできる」というイメージが先行しすぎている、そう思ったこともあった。
もちろん自分もアンドロイドなんかではなく(少なくとも有機生命体以外である可能性を耳にしたことなど一度たりとて無い)、やけに変な表現になるが、そんじょそこらにいるごく普通の中肉中背の一般人をなんの意識もせずにやっているつもりでいる。
だからこそ人は「なんでも」という可能性を見出だすのかもしれないが…そんなことはないのが現状で、ともすれば「なんにもできない」人間にすらなりうるのが実態である。
 
可能性がある、というのはあくまでも推測なのだ、なんてことは自分よりも聡明な皆さんならば分かりきったことであろう。
その裏には「出来なくても仕方ない」という根底があるということも。
 
そして、「なんでもできる」なんていうのは可能性の豊富さを妬んでか、あるいはそれを誤解したかである。
 
…自分で語るのは非常に情けなく思うが、まぁ確かに、いろんなことを人並みにはこなせるようにも思える。
どれも中途半端だから余計に嫌になる、なんて話はまた今度にしよう。
 
しかし、できることはそれっぽく振る舞うこととは違う。
自分の「できる」は無論後者である。
姿勢やら格好やらが似ていたとしても、所詮は「紛い物」の域を出ないわけで。
ようは出来の悪いパントマイムをしているようなものである。
 
 
そういうわけで、自分はなんでもできるわけではない。
単に人並みの寄せ集めのガラクタに過ぎない、ということだ。
 
 
 
さて、容姿だが。
 
自分を美形だと思ったことは本当に一度もなく、むしろ蔑んでいるほうである。
きっと藤里の顔を知っているかたならうなずいてくれるだろう。
 
そんでもって、痩せ型でもぽっちゃりでもなく、平均身長近くで体重もそこそこ。
元バスケットプレイヤーが幸いしてのエセ筋肉質に、緩やかながらもしつこい癖っ毛。
別に特筆すべきところなんてなく、本当に普通なのだ。
いや、平凡と言うべきだろうか。
ともあれ、自分の容姿が評価されることはまずない。
 
 
 
音感、というか音楽センスは、というと。
 
自分では至らないことばかりで苦悩する毎日である。
だから評価されるのはまだ早いようにも思う。
もちろん、純粋に自分ができないから羨ましく思う、と思ってくださるのは構いませんし、正直自分程度であれば、たとえ生涯かかったとしても追い越せるはずです。
だから、今はきっと過大評価されてるだけだ、そう思っています。
 
 
人には負けないつもりで音楽に取り組んでいる、とは思っていますが、人に負けている現状を受け入れないほど愚かではありません。
くるりと周りを見渡せば素晴らしい人達ばかり。
自分なぞ、月並みではありますが、足元にすら及ばないと実感する毎日です。
 
 
というわけで個人的に音楽性もバツ
 
 
 
人間性、はもはや語らず。
こんなに自分を否定しまくる人間のどこが羨ましいだろうか。
 
納得することなく、妥協の日々。
嫌になってばかりで性格も見事に暗くなる一方。
 
だから人間性はそれこそ明確にバツ
 
 
 
振る舞い、ですか。
 
まぁある程度他人を意識してはいますけど、頭を悩ますほどでもなく、むしろ「ヨソはヨソ」理論に近いです。
なので最近は自分勝手になりつつありますし、かなり自由奔放気取ってます。
そんでもって晴れ舞台が大好きなもんですから、ガンガン自己アピールしますし。
…非常に迷惑極まりないですねぇ、えぇ。
 
 
 
ま、こんな人間にはなるなよ、と。
未来生まれるかもしれない我が子に言ってやりたいものです。
 
 
ま、今現在彼女作りたい、とか思わないんでね。
子どもどうこうですらないかもしれませんね、はっはっは
 
 
 
ともあれ。
自分が期待される理由がさっぱり分からない。
こんな人間のどこが良いんだ、と思って仕方ない。
 
 
だいぶ飽きてきたのでここら辺で切り上げましょう。
まったく…。
羨むべき人は自分じゃなくったっていくらでもいるのに…。
訳がわかりません。
 
 
 
 
ま、いいや。
おやすみるくー