和とか礼とかを大事にしたい

どもふ。

二日前に部活にOBが来るとは何事かと思いました。

はて。
後輩A(仮)の扱いに困る今日この頃。
ホント連日愚痴っててすまない。

果たして彼に耳はあるんだろうか…。
敬意というものがあるのだろうか…。
日本人らしい精神はあるのだろうか…。

いや、日本人が全部が全部いいというわけではないですがね。
ただこの際はっきり言うと、自分は「空気読むのが当たり前」の人間です。
年功序列実力主義の間の子で、かつ「遠慮」とか「配慮」とかにいわゆる「美学」みたいなものを感じる人間だと思ってます。

なので、そういうのがない人は少し受け入れがたいのが真実。
そして例えそうだったとしても受け入れなければいけないのが現実。

豪快さと無礼は違います。
細かいのを気にしない、という一つの「配慮」ですから。
無礼講、とは名ばかりで、実際は「そう言って反応してくる礼儀正しい人を見つけるための一つのフィルター」と言っても過言ではありません。
どんなときでも「立場」と「権力」、それから「謙遜」と「尊敬」を忘れないでいたいものです。

さて、その後輩A(仮)。
藤里の同輩B(仮)(=Aの先輩)をまるで見下すような態度でBの話をまともに聞いていない時がしばしばあります。
そして別の同輩C(仮)には若干非礼ながらも慕っているように見えます。

正直言って、自分はこういうあからさまなのは嫌いです。
しかも先輩を見下すという後輩にあるまじき態度にはなんと言えばよいのかわからないほど腹立たしいものです。

正直、Bは確かに周りの同輩達に比べればやや技量や器量が悪いように見えるかもしれません。
ですが、悪いばかりではないのが人。
彼もまた上の立場に立つに向けて彼なりの覚悟をしています。
それは今までの彼と比較すれば確実にわかります。

確かに彼は劣っているところがあると思う。
しかし、どうせ例えられるなら「人の揚げ足をとる」よりかは「人の振り見て我が振り直す」くらいであってほしいもの。
どうせ完璧な人なぞいないのですから、黙って自分の非力や過ちを認めて、まず自分の欠点を見つめ直し、シビアな目できちんと修正する努力をしましょう。
そうしてから、そっと、相手の気を逆撫でしない程度にアドバイスするのが、先輩に対しての後輩からのアドバイスだと思います。


Aにはとてもやる気はあるし、実際実力もついてきている。
そして彼自身、きっと「俺は上手くなってるんだから、きっとBさんなんかよりかは出来るんだから」と思っていることだと思います。
ただ、それはあくまでも基礎練習をみっちりこなした、という自己満足から来る錯覚とも言えます。
彼は経験の絶対量が少なすぎるのです。
そしてそんな中で自信に満ち溢れているというのは非常に恐ろしいことです。
まさに「井の中の蛙 大海を知らず」です。

それと彼の口癖。
アドバイスされた後の「いや、そうなんですけどね」。
あるいは「いやー、それが難しくってですね」。

こういうのもいただけない。

アドバイスされて素直に「そうですね、ありがとうございます」と言えないのだろうか。
もし間違ってるときは即座に、かつ丁重に反論してもらえばそれで良いのですよ。
そのどちらでもなく、ただ言い訳を述べているように聞こえる。

もっと自分に真摯になりなさい。
「出来てる」と思ったその次の瞬間に「いや、まだまだ」と思いなさい。
過度な自信はかえって自分を小さく見せるだけですよ。
変な虚勢を張るよりかは、謙虚に慎ましくただひたすらに頑張り続ける健気さのほうが良いです。
少なくとも自分の中ではそう思ってます。


いずれにしても、その後輩Aを見れるのは残り1年。
どのようにして矯正させていくか。
かなり考えものです。


なお。
実際の登場人物は関係ありませんし、名称・年などは架空のものです。
あしからず。


それでは。
おやすみるく。