ひとつ誓ったものだから

遠い国の話だって信じてた
関係のない話だと思ってた
毎日目にするようなこと
だけどすぐそばにはなかったこと

一番近くにいる人だったから
そんなことは無いって願っていた
毎日目にするようなこと
すぐそばにあっちゃいけなかったもの

そして貴方は重い口を開く
「・・・ごめんね」

信じてあげたい
止めてあげたい
どうしてそれは貴方なの?
TVの向こうの御伽噺じゃないの?

そして私は―

幸せだと思っていた
偽り続けていたのね貴方
許せないような
許してあげたいような

そして私は重い口を開く
「・・・ついていくよ、地獄の果てまでも」

信じているから
止められやしない
それが貴方の姿ならば
骨の髄まで愛すと誓ったから

誓ったから―