魔女の大鍋の中でその味を噛み締める

どうも、ご無沙汰してます、私です。
一ヶ月に一度程は更新していきたいですね、えぇ。

さて、キャンパスライフです。
履修申告などもしたりして、いよいよ本格的に授業やサークル活動などが始まります。

もうしばらくはバイトの予定はないです。
やりたくない、というわけではなく、いずれ(遊びとかドラムの資材とか買うために)バイトくらいはしたいなー、と思ってはいるのですが、まぁほら、半年くらいはさ、ちゃんとキャンパスでお勉強したほうが良くないですか。
キャンパスライフも板についてきたところでバイト、というのが予定です。
まぁ慣れない内からそんな色々新しいことするもんじゃないと思う。
ただ、慶應内で「慶應の魅力を伝える」為のバイトがあるらしいので、これは可能ならばしていきたいなーと思います、高収入では決してないが。
変なところで変に働くよりかはまぁまだいいかなー、と。

「元ロック研究会」という名のサークルに入ることにしました。
その名のとおりロックなことをしたりします。
たまーにアニソンとかポップス的なこともするので「元」と付いているそうです。


自分の知らない世界を知っている人たちがたくさんいます。
自分の世界がいかに狭くて小さいかということを思い知らされます。
その小さな世界で今まで何を創造してきたのかということにすら頭を抱えたりもします。
色々とショックを受けます。
鬱々としたりもします。
なんならコミュ力のやたら高い大学生気取ってる人たちもたくさんいたし、二言目には「LINEやってる?」とスマホ片手に聞き出す人たちばかりで唖然としてます。
各人の好きなアーティストだって「なにそれ」っていうものばかりです。
僕はイタリアのメタルとか知らないし、なんならUKもUSもちゃんとは知らない。
でもそういうのを前提で話したりする人たちも、少なくないです。
本当に、沢山の感銘と、同じくらいのショックを受けます。

でも。
そういう世界に旅立つ扉を作ってくれること、あるいは、そういう世界があるということを知らせてくれたこと。
「新しい世界」へ踏み出す一歩を後押ししてくれたこと。
そういう機会に、そういう仲間に巡り合えたこと。
これは、何者にも代え難い財産、これ以上ない幸福そのものだと思います。
知的営みをするのが人間らしさであるならば、自分自身の人間らしさを後押しし、支援し、補助してくれる、そういう「家族」とは違った不思議な幸せ、そのものだと思います。

自分の小ささに呆れ果てます。
自分の趣味の少なさや関心の無さに呆然とします。
他人との関わり方の下手さ加減にただ立ちすくんでいるばかりだったりもします。
ですが、そんな惨めさを感じるこの身であっても、それなりの幸せを感じられたりもします。


大学とは、そういうところです。
不思議な巡り合わせが起こること自体は、決して不思議なことではありません。
どんな歯車が噛み合っているのかは知りませんが、それが動かしていく運命というものは、とっても、面白いものです。


抜けきらない疲労感とか、たばこの臭いとか、まだぎこちない友人関係・施設や教員との関わり方とか、自分自身の未熟さに悩まされたりとか、考え方の相違だとか、いろんなことはありますが、私は、元気です。
ただ学ぶだけでなく、ただ遊ぶだけでなく、何かそれらを超えた、メタな学び、メタな遊びを得られたような気がして、とても感激しています。

まだ始まったばかりのキャンパスライフです。
不安とか不満のようなものも、無くはないです。
ですが、この大学という奇怪な歯車が動かす運命に振り回されるのも、また、面白いものなのかもしれません。

楽しみです。


では、また。